台風19号は日本各地に大量の雨を降らせ、それに伴い河川の水位の上昇が続き、東京都の多摩川、長野県の千曲川、福島県の阿武隈川など大きな河川も氾濫しています。
そして、現在も氾濫危険情報の警戒レベル4が発令されている利根川も氾濫する可能性がまだ十分あり、警戒が必要となっています。
そこで気になるのは、利根川の現在の水位や状況、周辺の被害状況ですよね。
今回は利根川氾濫可能性!?現在の水位・状況と周辺の被害状況も!と題してご紹介していきます。それでは早速始めていきましょう!
利根川氾濫可能性はある!?
日本最大級の規模を誇る利根川ですが、今回の台風19号の影響により昨日から水位が上昇を続けていて、氾濫の可能性が指摘されています。
利根川には数々の中小支流が流れこんでいるのですが、この中小支流の増水が続き、利根川本体に流れ込むと…あっという間に利根川も危険水位を超えて氾濫を起こす可能性があります。
12日午後7時ころには、利根川の支流の群馬県の早川で危険水位を超えたと発表があり、13日朝現在も利根川の水位は氾濫危険水位に達しています。
警戒レベル4が引き続き発令されていて、周囲に避難勧告が出ている状況が続いているので、雨が上がったとしても油断は禁物です。
今後も利根川の水位が上昇すると、氾濫の可能性はまだ十分ありますので、周辺にお住まいの方は、身のの安全を第一に考えて行動して下さい!!
現在の水位・状況と周辺の被害状況も!
利根川の現在の水位は、国土交通省の利根川下流河川事務所のライブカメラから確認することができます。
利根川の現在の画像を見ると、引き続き水位が高く氾濫の危険性がまだ十分あることがわかります。
繰り返しになりますが、雨が上がっても支流の増水から水位が更に上昇する可能性もあります。
また、利根川の氾濫を避けるため、12日午後10時ころから利根川系・荒川系のダムの緊急放流が始まっています。
下流の増水も見込まれていますので、周辺の地域にお住まいの方は引き続き警戒するようにして下さい。
また、増水した河川はとても危険です。特に利根川は大きな川で水流も強くなっているので、絶対に近づかないようにし、自治体の情報をこまめに確認して身の安全を確保して下さい。
まとめ
今回は利根川氾濫可能性!?現在の水位・状況と周辺の被害状況も!と題してお送りしてきました。
豪雨をもたらした台風19号は日本列島から去っていきましたが、今朝になって各地の大きな河川の氾濫が伝えられています。
また、各地の河川の氾濫状況はこちらの記事から御覧ください。
利根川も昨日から引き続き、現在も氾濫危険情報の警戒レベル4が発令されている状態なので、雨が上がったからといって油断せず、引き続き警戒を続けるようにして下さい。
今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。