2019年10月12日に日本列島に襲来し、今まで経験したことのない大雨をもたらした台風19号は日本各地に大きな水害をもたらしました。
被災した地域では、復旧作業もまだ進んでいない状況が続いていますが、次の台風20号(ノグリー)はいつ発生するのか!?気になりますよね。
特に川の氾濫により洪水が起きて浸水してしまった地域では、体風20号が再び似たルートを通れば再び浸水してしまう恐れがあります。
そこで、アメリカ軍・ヨーロッパ予報を見て、次の台風20号が発生する可能性はあるのか?調べてみました!
※10月16日5時追記
フィリピンの東海上にある雲域が急速に発達して渦を巻き始めています。そして本日9時に熱帯低気圧が発生しました。昨日の気象庁の予想天気図・米軍JTWCの予想図では熱帯低気圧の発生は見込まれていませんでしたが、予想以上の速さで熱帯低気圧が発生したということになります。
16日朝現在、発生した熱帯低気圧は西北西の方向に進み、日本へ及ぼす影響は少ないと見られています。
しかし、まだ台風20号へと発達する恐れもあるので、今後の動向を注視しながら、当サイトでも台風20号に関する最新情報をお伝えしていきたいと思います。
今回は台風20号2019年最新情報!米軍・ヨーロッパ予報も!と題してお送りしていきます。それでは始めていきましょう!
台風20号2019年最新情報!
まず、気になる台風20号の発生状況ですが、2019年10月15日現在、台風のたまごとも言える熱帯低気圧は発生していません。
すぐに熱帯低気圧→台風20号へ姿を変えるような状態ではないので、しばらくは台風の発生はないと見込まれています。
しかし、世界の天気は周期的変わっていくので、引き続き注意が必要です。
米軍JTWCの熱帯警告は?
2019年10月15日現在、米軍JTWC合同台風警報センターのコンテンツを確認した所、現在は台風20号のたまごとなる熱帯低気圧は発生していません。
この情報は2019年10月15日現在のものなので、今後は変化する恐れもあるのでご注意下さい。
ヨーロッパ予報/10日先の気圧配置予想図
次に、ECMWFヨーロッパ中期予報センターによる、10日先までの気圧配置図を見てみましょう。
こちらの10日先までの予報気圧配置図でも、2019年10月15日現在、台風20号のたまごとなる熱帯低気圧は発生していません。
このことからも、今現在すぐに台風20号が発生して日本列島に接近する恐れはないものの、10日先の予報図はよく変わることもあるので、引き続き注意して見守っていきたいと思います。
>>ECMWFヨーロッパ中期予報センターのホームページはこちら
気象庁の気圧配置図は?
日本の気象庁の台風情報は一般的に台風のたまごとなる熱帯低気圧が発生してから発表されます。
2019年10月15日現在の2日先の天気図を見ても、台風20号のタマゴとなる熱帯低気圧は発生していないことが確認できます。
米軍JTWC、ECMWFヨーロッパ中期予報センター、気象庁の3つの熱帯低気圧発生予想図を見た所、今現在はすぐに台風20号のタマゴとなる熱帯低気圧は見受けられませんでした。
しばらくは、次の台風に怯えずに済むのはありがたいですが、熱帯低気圧の発生が予想できないこともあるので、引き続き警戒しながら見守っていこうと思います。
台風20号のノグリーの意味は?
ちなみに、2019年の台風20号の名前は「ノグリー」となっています。
台風の名前は国際機関の台風委員会に登録されている順から使用されていくのですが、ノグリーは53番目の登録で、韓国語で「たぬき」という意味だそうです。
台風20号ノグリーの発生が少しでも遅れること、日本列島に影響を及ぼさないことを願いたいと思います。
まとめ
今回は台風20号2019年最新情報!アメリカ軍・ヨーロッパ予報も!と題してお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?
米軍JTWC、ECMWFヨーロッパ中期予報センター、気象庁の熱帯低気圧予想図を見た所、2019年10月15日現在、次の台風20号のタマゴとなる熱帯低気圧は見受けられませんでした。
気象庁の10月の台風発生件数を見てみても、発生のピークは10月で、10月・11月は9月に比べるとぐっと発生個数が減っていることがわかります。
とは言え、2018年は11月に台風は3個発生しているので、引き続き台風20号のタマゴとなる熱帯低気圧の発生に注視し、発生が確認され次第当サイトでもご紹介していきたいと思います。
今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。